富山のお酒

富山の酒の特長

稲穂イメージ
清酒に含まれる成分を調べて甘辛度・濃淡度を表す方法があります。この方法で富山県のお酒を調べると、甘辛度はやや辛い部類に、濃淡度からは淡から濃の中間くらいの部類に入ります。したがって、いわゆる淡麗辛口酒と言えます。
しかし、実際に味わいますと、すっきりとした中にまろやかさがあり、飲みあきせず、富山県のどの肴にもよくあいます。
この品質の由来はどこからきているのでしょうか。
富山県の各蔵元とも山田錦、五百万石などのお酒造りに適した米(酒造好適米という)の使用割合が高く80%を超えています。全国の20%強よりはるかに高く、おそらく全国一と思われます。このことがお酒に独特のまろやかな風味を醸しださせています。
つぎに原料の水ですが、富山県には名水の湧き水が多く、また北アルプスからの清冽な水があり、各蔵ではこれらの良質の水を仕込みに使用しています。この水の良さが、すっきりとした飲み応えのあるお酒にしています。
いっぱい、のまんまいけ。

富山の酒蔵

酒蔵イメージ
最近では富山県でも、冬の積雪量は少なくなりました。酒蔵は一般の民家より大きく、雪の重みに耐えるよう頑丈な土蔵造りの建物が普通でした。土蔵造りの建物は壁が厚く耐熱性があるため、蔵内の温度が一定し年間を通じてお酒造りの製造・貯蔵には最適でした。
しかし、清酒製造設備が普及し、蔵も鉄筋コンクリートの建物が多くなり、室温調整も冷房機器による方法に変わり、昔の風情が少なくなりました。それでも古い土蔵造りと煙突の大きさですぐに酒蔵とわかる造り酒屋をみることができます。
酒屋さんの創業は古いところが多く、富山県でも大半は江戸から明治の創業です。一番古い蔵は朝日町の造り酒屋さんで寛永三年(1625年)という蔵があります。昭和の時代は特級、一級、二級という級別制がありましたが、この制度が無くなり、お酒も純米大吟醸、純米酒、大吟醸、吟醸酒、本醸造酒、普通酒と呼び方が変わりました。
皆様ご賞味下さい。
富山県酒造組合
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富山県富山市丸の内2丁目2番10号
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FAX.076-425-1857